2021-05-12

〝G〟report vol.2

架空の街〝G〟制作のためのWorkshop ~第1回~ 
2019.8.4 setagaya

あなたにとって大切な街とは?

燃える真夏の休日、「架空の街〝G〟」展開催へむけて、GR☆Clubのメンバー12人と写真家の横木安良夫さんが、はじめて顔を合わせました。まずは自己紹介。写真について、GRカメラについてなど。そして「あなたにとって大切な街とは?」というテーマから選んだ、一人30~50枚のプリントを、部屋いっぱいに並べて、ワークショップは開始しました。仕事や、地方にいて参加できないメンバーは、Webに写真をアップしました。

その時のnoteが残っています。ほんの少し、要約して、ご紹介します。

<架空>って何だろう?
今であり、今ではない、「ここであってここではない」写真。
写真を選ぶときに、<架空>を基準に写真を選んでみる。
撮ってる時には目の前にあった何か。例えばそれを選ぶときに、一枚ずつ、これは<架空>かな?って考えてみる。

「架空の街」は、撮った時にはすごくリアルな街なんだけれど、写真に撮るということは…それ自体、写真に撮ったらもう<嘘>、<架空>なんだ。本当に撮れているわけではないから。
だからもしかすると撮れば撮るほど「架空の街」になっていくのかもしれない。その街は撮ったその人だけのもので、他人にとっては全然違う街なわけだけど。それを展覧会という場で、みんなでどう共有していくのか?

そんな話をしながら、一人一人が持ってきた写真を、全員でみながら、今後の方向性などを探っていきました。


みなさんは<架空の街>についてどんなことを考えますか?
これから約1年以上、私たちは<架空の街>とは何か?考え続けることになります。
次回のワークショップは2か月後の10月。<架空の街>で新作、一つのテーマに絞り、20~50枚のプリントを持参、ということで解散となりました。

(*私の主観が入ったnoteなので、受け取り方はそれぞれ違うかもしれません)

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